大会評価報告

シドニー日本語教育国際研究大会の大会評価が終了し、233名の方からご回答をいただきました。ありがとうございました。
添付、PDFのファイルに、結果の集計がございますので、ご覧ください

結果を簡単にまとめます。まず本大会は、総合的に見て良かった(良かった+どちらかといえば良かった)という回答が94.5%で、皆様から好評価を得ることができ、大会運営委員会一同、大変嬉しく思います。特に、大会テーマの「つながりとコミュニティ」について、多くの方に支持をいただき、「社会文化的アプローチが日本語教育のデフォルトとして位置付けられた記念すべき大会だったと思う」「日本語教育を巡る新しい潮流を前面に打ち出した方針に大変共感した」など、ありがたいコメントをいただきました。

大会の開催時期は、37%があまり良くなかったという回答でしたが、オーストラリアの場合、この時期か、あるいは、12月1月しか開催できないので、他国での開催の参考にしていただきたいと思います。また、諸処に大会費が高額であった件に関するコメントが見られました。オーストラリアにおいでになって、お気づきかと思いますが、非常に物価が高く、オーストラリア式の ”academic conference”のおもてなし、つまり、朝と午後のお茶があり、ランチがあり、ワインが出るレセプションがある、というのを実行すると、大会費がどうしても高額になってしまいます。この件に関しては2009年のシドニー大会の運営委員会がオーストラリア式を行うと決めた時点で、オーストラリア大会の慣例が定まったと言え、なかなか変更は難しいかと思います。

大会中は、みなさんが口頭発表(93%)、ポスター発表(79%)、基調講演(78%)、パネル発表(60%)、特別講演(54%)などに参加され、合同開催の全豪大会の発表等にも15%が参加されるなど、多様な参加が見られました。発表、講演の数に関しては適当とされた回答が73%と4分の3近くを占めましたが、多すぎるとの回答も4分の1ほどあり、また、発表等のプログラムの組み方にも、4分の1の方が不満(やや不満+不満)と回答されました。発表の数、組み方に関しては、検討の余地が見られるという結果です。

大会のホームページ、オンライン申し込み等に関して、不都合や支障があったという回答が4分の1ほど、大会の食事やディナー等に関しても、おおむね満足な回答となりましたが、10-15%程度の不満回答が見られました。これは、諸事情があったとはいえ、改善できる部分であると受け止めています。

本大会の経験を次回バリ大会の運営委員会に「つなげて」行く所存です。
みなさんご回答ありがとうございました。

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