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Connection (つながり): 市民性形成とことばの教育(3)―活動評価から市民性形成へ

Date: Saturday 12th July
Time: 02:30 PM – 04:00 PM
Location: 02.04.13

Presentation type (発表形態): Panel Discussion (パネル発表)
Language of presentation (発表言語): Japanese (日本語)

Panel topic and brief discussion (パネルのテーマと概略)

本パネルでは、市民性形成という教育概念とことばの教育における活動評価の関係について議論することを目的に、日本語教育実践において活動評価がいかに行なわれてきたか、そして、いかに行なわれるべきかという観点から3つの発表を行なう。_x000D_ 発表Ⅰでは、日本語教育実践における評価の概念がどのような背景をもって生成し、変容してきた背景にあるかを報告した上、市民性という概念が,従来の評価の問題をどのように変革しうるのかを主張する。_x000D_ 発表Ⅱにおいては、日本語教育実践の評価をテーマとして語り合う場面から、実践に参与する当事者の評価をめぐるナラティブこそが、互いが市民となりつつ生きているという証明であることを、事例を踏まえ議論する。_x000D_ これらの主張を踏まえ,「市民性形成をめざす言語教育」の課題について、議論する。

Abstract 1 (アブストラクト 1)

本発表では,日本語教育における評価の概念にはどのようなものがあるのか。そこにはいかなる特徴が見られるのか。また,評価の概念が生成し,変容してきた背景には何があるのかを考察する。その上で,市民性という概念が,従来の評価の問題をどのように変革しうるのかを主張する。_x000D_まず始めに,日本語教育における評価の先行研究を分析し,評価がどのような社会状況,言語能力観,教育観の基に行われてきたのかを検討し,その意義と課題を明らかにする。具体的には「測定」的,「査定」的評価として,標準テストや日本語能力試験を,「目標到達性の把握」的評価として,ACTFL-OPI(Oral Proficiency Interview),Can-do statements,JSLバンドスケールを,「実態把握」的評価としては,ポートフォリオ評価,自己評価,相互自己評価を考察する。これらの評価がいかなる言語能力観,教育観の基に行われているのかを検討し,問題点を指摘する。また,これらの評価の問題を乗り越えるための概念として,市民性の概念を提示し,新たな評価のあり方として対話的アセスメントを提案する。

Presenter (発表者)

市嶋典子

Keywords (キーワード)

評価の概念と市民性,対話的アセスメント

Abstract 2 (アブストラクト 2)

日本語教育実践における評価とは何か?評価するとは、わたしがどうすることか?この問いは、日本語教師であるわたしが、学生の作文を点数化し成績を付けようと葛藤する中で生まれた。学生の思考や存在を表す相互行為によることばがなぜ、どう点数化できるというのか。_x000D_日本語教育実践が誰のもので、そこにある成績を含めた評価が誰のものかと考えれば、この実践に参与するメンバーのものであろうと容易に想像がつく。ところが、日本語教育実践のデザインに際し、研究者や教師であるわたしたちは評価というテーマを自分たちの占有物として議論し、実践に参与する学生たちの当事者としてのに耳を傾けてこなかったのではないか。_x000D_そこで、勤務先の日本語学校の担当クラスの学生と個別にあるいは授業で「評価とは何か?」をテーマに語り合った。学生はそれぞれ、誕生から少なくとも約20年は、何らかの評価を経験してきた当事者であり、その意味において評価の専門家でもある。その当事者のに注目し、ナラティブ探究を試みた。実践に参与する当事者の評価をめぐるナラティブこそが、互いが市民となりつつ生きているという証明であることを事例を踏まえ議論する。

Presenter (発表者)

工藤育子

Keywords (キーワード)

評価の当事者,評価をめぐるナラティブ

Abstract 3 (アブストラクト 3)

まとめ(司会:細川)_x000D_ これらの主張を踏まえ,「市民形成をめざす言語教育」の意義と課題を検討する。市民性の理念を現行の教育評価および教師養成・研修の制度にどのように関わらせることが可能か。市民性をめざした言語教育には、何が求められるのか。これらの課題にいかに取り組んでいくべきであるかをフロアと議論していきたい。

Presenter (発表者)

細川英雄(司会)

Keywords (キーワード)

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